整理番号 173 書名 ノイローゼをねじふせた男 森田療法の伝道者水谷啓二の生涯 著者名 岸見勇美著 出版者 ビジネス社 出版年 1998 ページ数 236p 大きさ 20cm 注記 定価 \1,680 抄録 森田正馬博士にノイローゼから救われ、医学には素人の身でありながら後に森田療法の実施と啓発に邁進した水谷啓二の軌跡をたどる。小説風の再現や精神科医の証言などを通して森田療法の本質とは何か？を浮かび上がらせていく。 内容 プロローグ／第一章 神経症になぜなるのか（くよくよと心配してもよい／劣等感のかたまり／大胆な人間になりたい／強迫観念にとらわれる／カルチャーショック／東京に出る）／第二章 森田療法で治った（森田正馬との出会い／神経症は病気ではない／人間の再教育／物の性をつくす／境遇に従順なれ／不眠症はこわくない／雑念は浮かぶほどよい）／第三章 あるがままの生き方（境遇に身をおく／ともかく手を出せ／病よりも人を見る／もっと生きたい／結婚／生きる力／家族との再会／慎重にして大胆／「草土記」「生の欲望」を書く／「啓心会」をつくる）／第四章 森田療法の伝道者（都会のオアシス／「生活の発見」を創刊／精神医療の聖域に踏み込む／マスコミの注目を集める／診療所の医師たち／本を読んだだけで治る／かならず治してあげます／殻を砕く／苦しいままでよい／この世の地獄／神経症は主観的なもの／ノイローゼになった）／第五章 父と娘の相克（豊かさのなかで病む心／生の欲望／悲劇の予兆／倒れる／自我のめざめ／妻たちの森田療法／父権のゆらぎ／孤独な父／告白）／エピローグ 購入のためのリンク Ａｍａｚｏｎ　honto 図書館へのリンク 公共図書館（国会図書館含む）　　大学図書館