整理番号 265
書名 森田式精神健康法 (知的生きかた文庫)
著者名 長谷川洋三著
出版者 三笠書房
出版年 1986
ページ数 290p
大きさ 15cm
注記
定価 \540
抄録 「本当の人間の姿は自分を抑圧しているものを、自分で克服しなければ出てこない。この闘いは苦悩に満ちている。そうした苦悩の代表的なものが神経質症である。神経質症は人間性解放の関門でもある・・・この関門通過を助けるのが森田療法である」(著者) 「ノイローゼの現代相」、「森田療法に学ぶ」、「対人関係の根本問題」などの四部からなる森田理論学習の入門書。
内容 プロローグ/第1部 ノイローゼの現代相(「朝日新聞」の紹介記事/反響調査の語るもの)/第2部 森田療法に学ぶ(神経質の特徴/「あるがまま」の要点/感情は自然現象/不安を活かす/行動が感情を養う/行動と注意の転換/マイナスの循環をプラスの循環へ/性格は変わる/行動の原則−そのチェックポイント/「あるがまま」の世界観)/第3部 対人関係の根本問題(自立と感謝・愛情/人間尊重はものを大事にすることから/「ひとりの人間」としての自分を知る/人は見かけによらない/人とうちとけられない悩み/信頼なくして親密な人間関係はない/話し上手より聞き上手に/聞き上手になるための工夫/先にあいさつを送ろう/経験なくして共感は生まれない/比較を絶した存在)/第4部 自己新教育の新しい道(森田療法を医療の場から学習の場へ/会員の体験から見た集談会/合宿学習会で「あるがまま」を体得/生き方を変える連続学習会/経験の「総括」ということ/手紙相談の実例/体験記にみる自己洞察の深まり/「会社人間」からの解放/評価と展望)/エピローグ/参考文献/森田正馬略歴/集談会開催場所一覧
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森田式精神健康法 表紙