整理番号 475 書名 神経症の時代 わが内なる森田正馬　（文春学藝ライブラリー） 著者名 渡辺利夫著 出版者 文藝春秋 出版年 2016 ページ数 284p 大きさ 16cm 注記 定価 \1,231 抄録 第五回開高健賞で初の正賞を受賞した作品の復刊。神経症に悩むうち森田療法と出会い克服した倉田百三、独自の精神療法を打ち立てた森田正馬の凄絶な生涯、そして森田療法の原理、そして死に直面した中で森田療法の「目的本位」の生き方を体現した岩井寛の姿などが描かれている。 内容 第一章 煩悶する倉田百三−人は何に苦悩するのか（崩れゆく世界／地獄遍歴／二本の雑草／正馬とのかいこう）／第二章 正馬の人間観−心とは何か（自然服従／生の欲望と死の恐怖／ヒポコンドリー／強迫観念／森田療法の論理／仕事の意味／フロイト、フランクル、正馬）／第三章 正馬の生涯−精神医学への道（地獄絵／五高時代／精神医学志望／アカデミズムとの訣別／森田療法の創案／ある症者の日記／業病を背に負うて／官尊民卑／後継者）／第四章 岩井寛の生と死（死の予感／目的本位／末期癌／今を生きる／「森田療法」の口述／意味の実現を求めて）／参考文献／解説（最相葉月） 購入のためのリンク Ａｍａｚｏｎ　Honto　紀伊國屋 図書館へのリンク 公共図書館（国会図書館含む）　　大学図書館