整理番号 479 書名 森田療法の謎を解く　明治の不安と森田正馬 著者名 角川雅樹著 出版者 ＤＵＮＫＥＮ 出版年 2017 ページ数 148ｐ 大きさ 19cm 注記 定価   抄録 2017年に発行された「明治の不安と森田正馬」の増補新版。現代のメキシコ人の分析を原点に明治時代の日本人の精神構造を明らかにしつつ、神経症が生まれてきた背景、それに森田療法がどう応えたかを描く。今回の増補では特に入院森田療法の臥褥についての考察を加筆した。 内容 序章／第1章　現代の時代精神と神経質-西洋の衝撃と日本人／第2章　「志」からみた日系人の心理と神経質／第3章　森田正馬の入院療法／第4章　森田療法における心的エネルギーと「志」／第5章　森田療法と「現在化」-ヘリゲルの「弓と禅」／第6章　「日記」の機能と事態の「対象化」／第7章　Michell, Dubois, Dejerine, 森田の臥褥・隔離療法／第8章　絶対臥褥の心理的側面について／第9章　「苦悶事態の対象化」と「退屈感」／附録　メキシコ人と日本人-外来文明と劣等感 購入のためのリンク   図書館へのリンク