整理番号 49 書名 神経症の時代 わが内なる森田正馬 著者名 渡辺利夫著 出版者 ＴＢＳブリタニカ 出版年 1996 ページ数 233p 大きさ 20cm 注記 定価 \1,528 抄録 第五回開高健賞で初の正賞を受賞した作品。神経症に悩むうち森田療法と出会い克服した倉田百三、独自の精神療法を打ち立てた森田正馬の凄絶な生涯、そして森田療法の原理、そして死に直面した中で森田療法の「目的本位」の生き方を体現した岩井寛の姿などが描かれている。 内容 第一章 煩悶する倉田百三（崩れゆく世界／地獄遍歴／二本の雑草／森田正馬とのかいこう）／第二章 森田正馬の人間観（自然服従／生の欲望と死の恐怖／ヒポコンドリー／強迫観念／森田療法の論理／仕事の意味／フロイト、フランクル、正馬）／第三章 森田正馬の生涯（地獄絵／五高時代／精神医学志望／アカデミズムとの訣別／森田療法の創案／ある症者の日記／業病を背に負うて／官尊民卑／後継者）／第四章 岩井寛の生と死（死の予感／目的本位／末期癌／今を生きる／「森田療法」の口述／意味の実現を求めて） 購入のためのリンク Ａｍａｚｏｎ　 図書館へのリンク 公共図書館（国会図書館含む）　　大学図書館