整理番号 65 書名 癒す知の系譜　科学と宗教のはざま　（ニューヒストリー近代日本　５） 著者名 島薗進著 出版者 吉川弘文館 出版年 2003 ページ数 266,19p 大きさ 19cm 注記 定価 \2,730 抄録 医療や諸科学の「近代的な知」に不満や限界を感じた人々は、それに代わる「癒す知」として、自然食や心理療法を求めた。玄米食を尊ぶ正食運動や心身の自然機能により神経症を治療する森田療法は宗教や霊性と科学の知をどのように融合させたのかを描く。 内容 �T　＜癒す知＞の系譜（１　ポストモダンの＜癒す知＞）／２　近代科学と代替知運動／３　近代的な制度と知の問題性／４　近代科学の浸透と＜癒す知＞の興隆）／�U　「食養」としての＜癒す知＞（１　「自然食」の源流／２　石塚左玄と食養会運動／３　脚気と近代日本国家／４　食養運動と養生論の伝統／５　食養会運動の歴史的位置）／�V　心理療法としての＜癒す知＞（１　日本の心理療法史と森田療法／２　呉秀三から森田正馬へ／３　森田療法の形成／４　井上円了から森田正馬へ／５　心理療法の制度化と専門家の権威）／�W　世界観としての＜癒す知＞（１　食養運動の展開／２　新しい世界観／３　「魔法の眼がね」／４　戦争と進歩と自由／５　科学と宗教の間／＜癒す知＞のその後）／あとがき／主要参考文献／索引 購入のためのリンク Ａｍａｚｏｎ　honto　 図書館へのリンク 公共図書館（国会図書館含む）　　大学図書館